やっぱり一番は同世代の女性にすすめたい

やっぱり一番は同世代の女性にすすめたい
使用後の茶葉やティーバッグを片付ける必要もない「いちりんか」。手軽に本格的な日本茶を楽しめるため、仕事に子育てにと忙しく過ごす女性には好評です。
今回は、管理栄養士や家庭料理研究家として活躍しながら、プライベートでは子育て真っ最中の鈴木あすなさん、香川貴江さんに「いちりんか」についてお伺いしました。(2025年5月21日インタビュー実施)
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最初に感じたのは「選べる楽しさ」
鈴木)最初に「いちりんか」を手に取って感じたのは、6種類の香りや色味から選べる楽しさですね。
その時の気分やシーンによって変わる「今こんなお茶が飲みたい」という心の声にぴったりの味を、6種類の中から見つけることができるんです。例えば「気持ちを切り替えたいタイミング」「仕事を頑張りたい瞬間」など、その時々に合わせて、さまざまな味や香りを選び、味わうことを楽しんでいます。
香川)それぞれの香りや特徴がはっきりしていて、違いがちゃんと感じられるんですよね。和洋中どんな料理にも合うので、「このメニューならこの味」とペアリングを楽しめるのも魅力です。お菓子を頂いた時などは「どの味を合わせようかな」と組み合わせを想像しながら選んでいます。
冷茶が簡単に作れるのもポイント
鈴木)あとは、最近は急に暑くなってきたので、冷たいお茶が簡単に作れるのも嬉しいですね。茶葉やティーバッグで冷茶を作ろうとすると、ぬるくなったり薄くなったりと温度調整や抽出時間が難しいんですよね。その点、少量のお湯で溶かして、あとは氷や水で調整する「いちりんか」だと、自分好みの濃さの冷茶が手軽に作れます。
普段は水出しの日本茶も作るのですが、美味しさや香りの開き方が違うように感じます。
ここ最近のじめじめとした暑い日には、「いちりんか」のなかでも「香り清々し」を選び、少量のお湯で溶かしてから氷を1つ入れて愉しむことが多いです。
季節やシーンを楽しむためのお茶
鈴木)お茶を淹れる工程や丁寧さを楽しめるのが急須で淹れるお茶なのに対し、「いちりんか」はお茶とともに季節感やシーンを楽しむためのものという感じがしますね。しっかりとした存在感があるコーヒーや紅茶に比べると、日本茶は優しい味わいなので、お料理やスイーツ、果物など、何にでも合わせられます。
チョコレートのような重たい食べ物には、「香りうるわし」や「香りうっとり」のようなほうじ茶系が合います。花のような香りが楽しめる「香り華々し」は、中国茶のような華やかさもあり、どんなものにも合う万能な味ですね。
旬のフルーツとのペアリングがおすすめ
鈴木)意外に思われるかもしれませんが、「いちりんか」とフルーツのペアリングがおすすめです。
香川)ペアリングというと難しく思われそうですが、迷ったら「旬」を思い浮かべると良いですよ。「その季節に旬のフルーツと、その季節に飲みたくなる味」は相性が良いんです。
例えば、暑い季節だと「香り清々し」のような爽やかな味が飲みたくなりますが、このようなお茶と8月から旬を迎えるマスカットやブドウは相性が良いです。秋になると「香りうるわし」のような香ばしい味が飲みたくなりますが、柿と合わせるとお互いの味が引き立つと思いますよ。
こうやって春夏秋冬、季節を楽しめるのは「いちりんか」の特徴ですね。
「ちゃんとしたお茶」を子どもにあげられる幸せ
香川)個人的には、子どもたちに「ちゃんとしたお茶」を味わってもらえる機会を作れるのが良いなと思っています。私には2人の子どもがいるのですが、普段の生活の中で、急須で「ちゃんとした緑茶」を淹れるだけの余裕はなかなか作れなくて。
でも親として、また食に携わる者としては、ちゃんと日本茶の味わいを知って欲しいと思っていました。「いちりんか」だと手軽に用意できて、日本茶の本当の味わいを体験させてあげられるんですよね。
親としては「きれいな緑色のお茶を飲ませてあげられる幸せ」って得難いものだと思っています。
鈴木)私も子どもがいるのですが、普段はワンオペで、まだ下の子は2歳。7歳になる娘とお茶をしながらゆっくり話をする時間がなかなか作れていませんでした。
でも最近は空いた時間に「いちりんか」を選び、お茶を淹れる時間をミニマル化しているので、その分ゆっくり会話を楽しむ時間に充てられています。「いちりんか」によって持てた時間は家族の絆を深めてくれました。
娘に「水筒のお茶、これにして」と言われました(笑)
鈴木)7歳の娘は、特に「香り華々し」が気に入っています。「(香り華々しのパッケージの色である)ピンク色は私のだから飲んじゃダメ」「水筒のお茶、これにして」と言われました。
私もタンブラーに入れて持ち歩く時もありますが、夕方になってもしっかりと良い香りがするので蓋を開けるたびに癒されるんですよね。特別な日には娘の水筒に入れてあげようと思います。
娘がどんな食べ物が好きかは把握しているものの、「娘はどんなお茶が好きなんだろう」という考えは今まで持てていませんでした。娘がお茶の味の違いが分かるようになっていること、そして味の好みを知ることができたのは嬉しい発見でした。
ママ友などとの付き合いにも重宝
香川)お客さんにお茶を出す時に、自信を持てるのもありがたいですよね。美味しい日本茶を淹れるのって、お湯の温度や蒸らす時間など色々難しいじゃないですか。紅茶でも「味が出すぎて渋くなった」なんてこともありますし。
でも「いちりんか」なら、そういうことを気にしなくて済むんですよね。
鈴木)女子会、ママ会に持って行っても喜ばれると思います。食べ物には好みがあるし、まだ「いちりんか」を知らない方は粉のお茶に興味津々です。
あとは社内のスタッフみんなで、仕事が終わった時に「どの味にする?」って言いながらお茶時間を楽しんでいますよ。
飲み方を工夫して「自分だけの特別な時間」に
香川)ちょっと変わり種の飲み方かもしれませんが、私は「いちりんか」をお抹茶のように点てて飲んでいます。「いちりんか」なら抹茶以外の味も楽しめますし、大きなお茶碗を口元に運ぶので、濃密な香りを楽しむことができるんです。
朝起きた時、自分だけのために一服のお茶を点てる。その時間だけは「無」になれて、心が整うんですよね。そうすることで、抱えていた焦りや不安などを一度リセットしています。
鈴木)あえて一手間をかけることで生まれる効果ってありますよね。マインドフルネスの状態って家の中で作るのはなかなか難しいですが、「いちりんか」なら本格的な道具がなくても、お茶碗や茶筅だけでそれが実現できます。
ロックグラスで晩酌代わりに
香川)あと、私の夫は2倍くらいの濃さで、ロックグラスに入れて楽しんでいます。もともとお酒が好きな人なのですが、身体のことを考えて毎晩晩酌をするのは控えていたんです。
そんな夫に出してみたら、「香りが良い」と本当に喜んでいました。「いちりんか」にはウィスキーの開発で培った蒸留の技術が使われていると聞きましたが、何か通じるものがあるのかもしれませんね。
晩酌代わりに「いちりんか」を飲む夫の姿を見て、健康的で上質な、新しい日本茶の文化ができているんだと感じました。
やっぱり同世代の忙しい女性にすすめたい
鈴木)色々な楽しみ方がありますが、やっぱり一番は、同世代の女性にお勧めしたいなと思っています。私もそうですが、仕事に子育てにと、とにかく時間に追われて生活していると思うんです。「少しは休んだら」と言葉で言われても、なかなか難しかったりもしますしね。
ちょっと立ち止まって深呼吸する。イライラや焦りを手放す。「いちりんか」でそういうお茶時間を作ることで、心を整えて仕事や子育てに向き合えるのが魅力だなと思っています。
香川)私も同感です。「いちりんか」は美味しいのですが、それだけが価値じゃないと思っています。味だけでなく、色味、香り、温度、シーン。そういったものを手軽に楽しむことができて、一息つくことができる。これこそが「いちりんか」の一番の価値だなと思っています。
Table for監修の「いちりんか」アレンジレシピはこちら
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(左)鈴木あすな (株)Table for代表/管理栄養士/家庭料理研究家
世界中にたくさんの豊かな食卓(Table)を作りたいという想いで、2016年に(株)Table forを立ち上げる。旬の食材を使い、身体にも環境にも優しい家庭料理にこだわってレシピ考案や料理教室を行っている。プライベートでは二児を育てる母親であり、エシカルなライフスタイルも注目されている。
https://table-for.co.jp/
Instagram: @asunasuzuki
(右)香川 貴江 管理栄養士/料理研究家/保育士
食を通して、子どもの未来をつくる食育のプロフェッショナル。
幼少期から料理に親しみ、高校は食物科、大学は管理栄養学科に進学し食の道を歩む。主宰する子ども料理教室は毎月予約が取れないほどの人気ぶり。2021年からは短期大学の非常勤講師も勤める。